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噛み合わせ

【表参道 歯医者 インプラント】 トップダウントリートメントで理想的なインプラント治療を!

歯の欠損部分には入れ歯、ブリッジ、インプラント、何もしないの4つの治療方針が考えられます。どの治療を選択するか、費用対効果を考慮すると合理的に考えることができます。

例えば、カリエスリスクが非常に高い場合はインプラント治療が効果的だと考えられます、なぜなら、入れ歯はしっかりメンテナンスしないと残っている歯が虫歯になりやすくなってしまいます。また、ブリッジは再び虫歯になってやり直しになるケースが多いことが分かっています。一方で、インプラントはご自身の歯ではなく人工物なので、虫歯になりません。したがって、カリエスリスクが非常に高い方にはインプラント治療が費用対効果が高いと言えます。それは、再び虫歯に罹患するにリスクがないからです。結果的にやり直しがなくなるわけですから、長期的に見ると費用も抑えられるでしょう。
もちらん、口腔内は様々な要因に影響されますので、カリエスリスクだけで治療方針はきめられません。それぞれの治療方針のリスクとベネフィットを比較して、一番費用対効果が優れたものを検討しなければなりません。

近年のインプラント治療計画は補綴主導型(トップダントリートメント型)が原則です。最終的な被せ物の位置や大きさを決めて、それに対して骨の量が十分あるか診断します。このように進めることにより審美的にも機能的にも満足のいく治療ができます。最終的な歯の部分を考えずに骨の量だけで判断し、インプラントを埋入してしまうと、最後に理想的な被せ物が作れないといった結果になってしまいます。最悪、インプラントを除去して再び埋入しないといけないかもしれません。その場合、かなり骨量も失いますし、治療期間の大幅な延長や追加費用の負担が必要です。

さらに、インプラント治療は歯の部分はもちろんですが、歯茎と接する部分の形態も考える必要があります。清掃性にも影響しますし、多数の研究でインプラントの予後に影響すると報告がります。当院では、十分な診査を行った上で診断し、なるべくリスクの少ない安全なインプラント治療を提供できる様に心がけております。また、修復物の形態も細心の注意をはらって製作しております。ぜひ、補綴専門医が考える理想的な修復物を考慮したインプラント治療を検討してください。

 


Yi Y, Koo KT, Schwarz F, Ben Amara H, Heo SJ. Association of prosthetic features and peri-implantitis: A cross-sectional study. J Clin Periodontol. 2020 Mar;47(3):392-403.

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【青山 歯医者 噛み合わせ】 噛み合わせの不調和

噛み合わせという言葉を聞いたことがありますか?

実は、私たちの口内において、噛み合わせはとても重要な役割を果たしているのです。健康な噛み合わせとは、上下の歯が正しくかみ合い、咬む力が均等に分散される状態を指します。このバランスの取れた噛み合わせには、私たちの口腔の健康に多くのメリットがあります。まず、正しい噛み合わせは食べ物をしっかりと咀嚼し、消化を助ける役割を果たします。また、歯への負担を軽減し、歯の摩耗やトラブルを予防することもできます。

噛み合わせと全身運動との関連も多くの研究があります。たとえば、バランスです。噛み締めることにより足の神経の反射が亢進し反応が早くなり、体の平衡機能が向上するという報告もあります。体の平衡感覚は視覚系、前庭(内耳)系、固有受容(感覚神経)系が関与しておりとても複雑なメカニズムで構成されていますので、まだ確かなことは解明されていません。最近のシステマティックレビューによると、噛み締めは動的平衡を助けるという結論です。つまり、より不安定な状況において体のバランスを保つのに貢献しているということです。

多くの人が噛み合わせの問題を抱えており、その解決方法は知られているものの実施していないケースも少なくありません。噛み合わせの問題を解決し、健康な噛み合わせを保つためには、まずは自分の咬み合わせに気づき、専門の歯科医師に相談することが重要です。
当院では12μm (1 μm=1/1000 mm)のフィルム使用して精度を追求しています。

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